書籍・雑誌

2009年2月25日 (水)

うつろ舟

オカルト&スピリチュアル志向の自分、
人生の勝手な研究テーマに
「うつろ舟」があります。


これは日本初のUFO漂着事件では!?
と言われている江戸時代の事件。


ある海岸に、謎の物質でできた球形の舟のようなものが
漂着し、中には明らかに日本人ではない美女がひとり。
言葉は通じず、肌身はなさず箱のようなものをかかえて
怯えるでもなく、静かに微笑んでいたという。


当時の文献では、その女性はどこかの異国の皇女で、
不義密通の罪に問われ、相手の男性は打ち首、皇女は
その身分から極刑には出来ず流刑に。

女性の抱えていたものは男性の首の入った
箱なのであろう、という推理。


で、結局どうしようもなくて、
発見した村人たちはまたその舟(らしきもの)を
沖に流しちゃった、(ひ、ひど・・・)というもの。


最近、その「うつろ舟」を研究した本が出まして、
さっそく読んだわけです。


あらゆるルートを使って著者が調べまくった結果は、



「どうも滝沢馬琴がかかわってるっぽいけど、
 結局なんかもうわっかんねーや!!」


というもので、一生懸命読んでいた自分は、
最後の最後に精神的にドリフのようにズッこけました。

な、なんか壮大な肩すかし・・・・・・・・


まあね、
そもそも事実かどうかもわからない「うつろ舟」事件、
検証論文が学会で発表された形跡もないし、
結論が出るはずもないとは思いますが。


それでも大抵は、証明は出来なくても、自分なりの
推理や検証結果は記述してあったりするもんです。


その本は、まったく素直に、
「結局わかりませんでした。まだ調査は続いています。」
と、まるでテレビのUFO番組みたいな感じだったので
ちょっとビックリしたわけで。


それにしても、ロマンだよねえ、「うつろ舟」。

高橋克彦さんとか、
島田荘司さんとか、
大胆な推理で謎解き小説書いてくれないかなあ・・・・・・
(↑他力本願)



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2008年12月26日 (金)

写るんDEATH

ワタクシ、建物に関するフェチ感は一切無かったんですが、
タモリ倶楽部やら半田健人やらの影響で、最近
団地とかビルとか廃墟とか、若干の興味が
わいてまいりました。

そんななか、本屋で見つけて衝動買いした本。

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廃墟の中でも、「いわくつき」のトコロばかりを撮影した
オカルトよりの写真集。

事故やら事件やらいろいろあったんでしょうが、
廃墟ということで「既に終わってしまった」静謐感の
恐怖といいますか、なんか写真だけでも
ミョーに怖い。

その中で、高知県土佐清水市の廃ホテル
「ホテル・バンガード竜串」の写真で、
最上階のテラスから展望レストランを撮影した1枚。

そのガラスばりのレストランの中に
くっきりと人影が・・・・・・

撮影は著者とカメラマンのふたりのみ、
そのふたりが外に出て撮ってるわけですから、
屋内に人が居るわけがない。
(と、本人達が記事に書いてる)

でもなんか、漫画で描いた影みたいに、
ビックリするくらいハッキリと写ってるんですよ。

以前から「男性の霊が出る」という噂があったらしく、
そうするとその影も男性の・・・??

心霊写真は数多く見てきましたが、
こんなにハッキリクッキリしてるのは初めてですよ。

著者も、霊の存在は信じてなかったそうですが、
こうもハッキリ写っていると、
認めざるをえない、と困惑気味。

写真集を作れるくらい数多くの廃墟があって、
そのひとつひとつに浮かばれない霊たちが今も
さまよってるとしたら、なんか切ない話ですよねえ・・・




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2008年7月17日 (木)

ジャケ買い!!文庫

以前、集英社文庫の「人間失格」の表紙を
「デスノート」でおなじみの小畑健が描き、
それでまあー爆発的に売れたわけです。

イラストと活字作品をうまいこと融合させて売り出すのは、
スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫、電撃文庫など
いわゆるライトノベルのお家芸なんですが、
これを日本を代表する文学作品でやってしまおう!!
と考えた集英社さんの発想勝ち。

で、最近出たのがコレです。

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芥川龍之介「地獄変」-小畑健

夏目漱石「こころ」-小畑健

川端康成「伊豆の踊り子」-荒木飛呂彦

中原中也「汚れつちまつた悲しみに・・・・・・」-浅田弘幸

これでジャケ買いしないわけがなかろう。


特に、「伊豆の踊り子」は「ジョジョの奇妙な冒険」の
徐倫が踊ってるみたいで、ファンとしては
たまらんですたい!!

集英社さん、グッジョブ!!

これがキッカケで、子供や若者が文学作品を
読むようになったらいいですね。

日文科卒の名誉(?)の為に言っときますと、
私は中原中也以外は過去に全部読んでます。
でもたぶん、いま読むと前に読んだ時とは
全然違う感じになると思います。

この表紙、期間限定みたいなんで、
欲しいひとはお早めに!!

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2008年6月 1日 (日)

あなたの知りたくない世界

9人から18人に増えたアイドリング!!!のメンバーが
いつのまにか17人になっていました。
10号脱退。抜けるの早!!

番組では「卒業」と言ってましたが、弟に言わせると
「中退」だそうです。むう・・・

どうも、ルリ虫です。

この間ゴン太がコンビニで見つけて、
面白そうだったので買ってきた本。

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「不思議ナックルズ」恐怖コレクション、
「日本怪奇伝説」。


読んでみたらまあー面白くてイッキ読み。

オカルトファンの間では伝説的な「山の牧場」や
「京都幽霊マンション」、「三角屋敷」の話も載ってます。

夏が近づくと、需要が増えるためか
オカルト系の本の販売が増えるんですが、
中には安っぽく作ってるひどいのも多くて、
ネットで集めた話をテキトーにまとめたり、
いかにもな作り話を「実話」と偽ったり。

でもこの本は、ルポルタージュというか、かなり
本格的に取材していて、記事を書いた記者の名前も
ちゃんと公表していて、匿名で書き逃げしようという
卑怯な姿勢が無いところがすごくいい。

よくあるゴシップ誌とは一線を画している感じです。

この本を買うまでは「不思議ナックルズ」という
存在そのものを知らなくて、調べてみたら
年4回発行の季刊誌で、現在14号まで発行されてます。

で、手に入る限りのものを速攻お取り寄せ。

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いま、ちみちみと読み進めてます。

それにしても、幽霊話ばっかりなら
「こわ~~~いい」とか言ってりゃいいけど、
現実に起きた殺人や偽装などの事件の話は
リアルで怖すぎる。

特に、食品の偽装事件なんかは、いま現在も
自分の生活に関わっていて、しかも消費者には
逃れようも無いという事実・・・・・・

実は何の肉かわからない肉、
農薬まみれ、硝酸性窒素つきの野菜、
ウランの入った海外のミネラルウォーター・・・


ううう、記事を読んじゃうともう、
怖くてなんも食べられない・・・・・・

まさに「あなたの知りたくない世界」だよ・・・

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ヒナ「飼い主、良かったニャー。
      これでダイエットできるかもよ。」


ルリ虫ア、ア、アホかぁ~~~~~!!
     そんなぬるいハナシじゃ
       ないんじゃあぁあ~~!!」

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2008年1月21日 (月)

紅蓮女にハマる。

テレビ東京の深夜ドラマ
「コスプレ幽霊紅蓮女」が面白いです。

実はこれ、原作が2006年にハードカバーで出た時から
ものすごーく気になってまして、というのも
表紙のイラストがすごくいいのと、「コスプレ幽霊」という
お素敵キーワードにそそられたから。
あらすじを読むと、内容も面白そうだし・・・・・・

でもハードカバー、お値段は高め。
読んだ事のない作家さんだし、
もしつまんなかったら損だしなあ・・・中古で安く
買おうかなあ・・・と世知辛くしぶっているうちに
すらぁ~っと時は流れ、なんとテレビドラマ化。

第1話を見たらけっこう面白かったので、
数日後に発売された文庫を即買いです。
文庫版の表紙は田島昭宇さん。
昭宇さんのイラストもすごくいいけど、個人的には
ハードカバーの表紙が好きです。

で、この原作がまあ~~面白くって面白くって
買ったその日にイッキ読み。
最近ミステリーから遠ざかってたんで、こんなに
すごい作家さんが居た事を知らなかったよ・・・・・・
「このミス」でも絶賛されてたらしいし・・・・・・

原作とドラマは大分設定に違いがあるので、
別物と思った方がよさそう。

原作はしっかりミステリーだし、
ドラマはホラーコメディっぽい。

原作では小学校教師なのをドラマでは女子高教師に変えて、
いろんな都市伝説キャラとやりあう1話完結ものにして、
ストーリーもほぼオリジナル。
舞台も、原作は京都でドラマは東京。
原作に出てこないレギュラーキャラもいっぱいいるし、
割り切ってエンタメに徹しているトコロがいいです。

都市伝説キャラもパンチが効いててツボ。
1話の口裂け女はふかわりょうの女装だし、
2話の受験君は、どー見ても高校生に見えないオッサンだし。
次は何が来るか、た~の~し~み~♪

主演の高部あいさん、かわいいし脚がめらキレイ!!
演技もちゃんとしてるし、これで知名度も
グッと上がるんじゃないかなあ。
(↑余計なお世話。)

ひとつ残念なのは、ペットのこごろー
電子ペット(?)なこと。
原作のこごろーは、フェレットなんです。
これがもう!賢くてめっちゃカワイイ~~~!!
しかも重要な役割を果たす、立派な相棒なんですよ。
さすがに、ドラマで本物のフェレットは無理だろうなあ・・・
CGにでもしないと、原作みたいな役割は果たせないだろうし。

原作の紅蓮女は、作者の別の作品ともリンクしていて、
別作品に出てきたキャラが、紅蓮女にも登場したり。
私はいちばんに「紅蓮女」を読んだのでわかんないけど、
上甲さんのデビュー作から読んでる人は、
きっと感激したんじゃないかと。
なんたっていわくつきの「あの村」に、紅蓮女も
行っちゃうわけだから・・・・・・

そんなわけで、いまデビュー作から順に読んでます。

すっっっっっっごく面白い。

読み始めると止まらないので、
ものすごいスピードで次々と読んじゃう。
「そのケータイはXXで」、「地獄のババぬき」を
読み終わって、いま「XXゼロ」です。

この、リンクしている作品郡、時系列としては

「XXゼロ」
   ↓
「そのケータイはXXで」
   ↓
「コスプレ幽霊紅蓮女」
   ↓
「地獄のババぬき」


みたいです。執筆順に読むもよし、
時系列で読むもよし。

それにしても、いちばんビックリするのは
作者の上甲さんがいまだに新阪急ホテルの
ベルボーイだという事実・・・・・

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2007年6月28日 (木)

日本の夏、怪談の夏

ビリーがキャンプに来いと呼んでいるのを
黙殺しています。
どうも、ルリ虫です。

夏ですね。

夏といえば、アレですよ、アレ・・・・・・

怪談!!!

この時期、謀ったようにソレ系の本が量産されるのも
ウレシイかぎり。いいかげんな本も多いので、
そこはしっかり見極めないと!

でもってここ数日でまたイロイロ集めました。
正統派からトンデモ系まで・・・・・・

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いやー読むのが楽しみですなあ!!

やっぱ夏はコレだよ・・・・・・

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2007年3月26日 (月)

サブカル再確認

大槻ケンヂの最新エッセイ
「暴いておやりよドルバッキー」を読んで
ツボに入りまくり、ひとり狂喜乱舞しとりました。

そもそも「ドルバッキー」をタイトルに
もってくるあたりが・・・もう。
(もともとは筋少の曲のタイトル)

「ドルバッキー」のもとになったのは「エルバッキー」で、
ぶっちゃけて言うと、イカれた日本人夫婦が
夜に車のライトに照らされた黒猫を見て、
「アンドロメダ星雲から地球の調査に来た
宇宙生物アルターゴゾ・エルバッキー・ムニューダー」
だと言い張り、本まで出版してしまった
、という
出来事に由来します。うーん、スゴイね。

ちなみに、ウチのエルバッキー・・・・・・↓
  (夢みんぞ)
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筋肉少女帯も再結成したというし、
復活究極ベストCDも出たし、
(買ったよ、モチロン)まあめでたいさね。

オーケンの本を読んでてつくづく思ったのが、
「自分、こっち側ッスから・・・」ってこと。
なんというか、サブカル万歳!!みたいな。

人によってはくだらない、見向きもしないような
マニアックでアングラなものが好きで好きで
どーしようもない。

昔っから、ウケようと思ってしたことでものすごく
引かれたり、軽蔑されたりして、アレ?
どうもまわりの人達(特に女子)と歩調があわないなあ、
と思ってました。

それは自分のコミュニケーション下手からくるものと
思っていたけれど、なんのことはない、いわゆる
「普通」の人達とは趣味趣向があまりにも
違っていたということなのね・・・・・・(遠い目)

自分、サブカル志向のダメ人間ですから・・・
でもいいや、今さら矯正しなくても!!!
(↑ポジティブ?)


ところで今日はゴン太泊まり。
仕事が押しててどーしようもないらしく。

じゃあ「はるか17」の15巻でも読みつつ寝るか~
と思ったら、なんかハナシがつながってない・・・?
イヤな予感がして調べたら、げっ、14巻買ってない・・・
な、なんで!?
なんで飛ばしちゃった、自分!?

ゴン太、明日帰ってくる時
14巻買ってきて・・・・・・!!
(↑ヒドイ)

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2005年8月28日 (日)

リンクする山の牧場 その3

なぜ中山さんは「黒い男たち」の話を
知っていたのか。
それは奇しくも「牧場」に迷い込む
前日の夜、「新耳袋」のパートナーである
木原さんからたまたま聞かされたとのこと。

木原さんとは当時から付き合いがあり、
実はこの時撮っていた映画の原作は
木原さんが担当しており、ロケハンにも
同行していたのです。
ただ、翌日の撮影には行かなかったため、
木原さんは「牧場」を見ていません。
全くの偶然で中山さんに話したわけですが、
この話を聞いていなかったら、中山さんは
「牧場」を撮影したかも知れず、そうすると
その後の安否もわからなかったわけで。

もし中山さんが行方不明にでもなっていたら、
その後の「新耳袋」の出版も無かったはず。
やはり何か運命的なものを
感じたりしてしまうのですよ。

奇妙な事はまだあって、
「新耳袋第十夜」の九十話以降は、
第四夜での、映画制作に関する話に
なっています。つまり、例の「牧場」に
迷い込むまでの撮影の日々が
綴られているわけですが。

その撮影の間中、スタッフ達は
不可思議な体験をすることになるのです。
それは公共の宿泊所でも、中山さんの
実家でも、ロケ先の神社や旧家でも
次々と起こり、なんだか魔界村にでも
迷い込んだかのようなのです。

そして最後の数行は、
いままさに「山の牧場」へと足を
踏み入れんとする中山さん達の
描写で終わっています。
この数行を読んだあとに、第四夜の
「山の牧場にまつわる十の話」を
読むと、まさにパーフェクト。
最終巻となった第十夜のラストから、
新耳史上最恐と言われた
「山の牧場」の話へと続いていくのです。

第十夜を読めば、おのずと「牧場」の
場所もわかってしまうとは思いますが、
今は普通の(?)牧場になったとはいえ、
あまり興味本位で行かれない方が
身のためだと思います。
くれぐれも・・・

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2005年8月26日 (金)

リンクする山の牧場 その2

しばらくその「牧場」の場所の謎は
解けないままだったのですが、
怪談専門誌「幽」の2号を見た時に、
偶然にも中山さんと北野誠さん
「やじきた怪談旅日記」という連載記事に、
まさにその謎解きの話題が載っていたのです。

それによると、竹内義和さんという人は
中山さんの学生時代からの知り合いで、
過去に牧場での体験を語って聞かせた
事もあったらしい。竹内さんはその後
ラジオの仕事などもしていたそうで、
自身のラジオ番組でも友人の体験として
「山の牧場」の話をし、その時も
「場所は京都の大江山」と公表したため、
当時のリスナー達が大勢大江山付近に
押しかけ、話題騒然となったとか。

でももちろん中山さんの体験は大江山では
無かったため、リスナー達が探しても
見つかるわけもなく、「やっぱりウソじゃん」
という事で話題は次第に下火になり、
その体験自体も嘘だ、という噂に・・・

この大江山という特定はどうやら
竹内さんの勘違いらしく、記憶を
思い起こして語るうちに尾ヒレがついた
というか、多分に誇張された体験談に
変化していったらしいです。
中山さんにとっては不本意な事だった
そうですが・・・。

この竹内さんの語った「山の牧場」を
元にして、タレントの北野誠さんが
深夜のテレビ番組で、実際に牧場を
取材した事があったそうです。
もちろん、大江山ではなく、中山さんの
故郷の山です。

その時はもう経営者が入って
従業員もおり、それほど不気味な感じは
しなかったとか。ただ、やはり何かしら
不自然な雰囲気だったのと、中山さん達が
行った時にはなかった、何十ものトイレ
出現していたらしいです。
(従業員は数人なのに・・・)

ところで、「新耳袋 第四夜」には、
「山の牧場にまつわる十の話」の前に
「UFOの八つの話」という章があります。

その中に「黒い男たち」に関する話が
3つ載っており、いずれもUFOの写真を
撮影した人の元に、全身黒ずくめの男達が
訪ねて来て、「証拠品」の引渡しを迫る、
というもの。中にはそのまま
行方不明になった中学生の話もあり、
これまた恐怖にうち震えます。

いわゆる「MEN IN BLACK」ですが、
ハリウッド映画なら楽しくていいけど、
現実の体験談ではちょっとシャレに
なりません。
中山さん達が、映画製作のための
撮影機材を持っていたにもかかわらず、
一切の映像を残さなかったのは、実は
この話を知っていたからなのです。


(その3につづく)

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2005年8月23日 (火)

リンクする山の牧場 その1

「新耳袋」という実話怪談集があります。
木原浩勝さん中山市朗さんの共著。
メディアファクトリーから全十夜出てまして、
角川文庫では七夜まで出てます。

その第四夜の最後に、
「山の牧場にまつわる十の話」というのが
あります。これは新耳史上最恐と言われ、
著者の中山さん自身が体験したもの。
中山さんが大学の卒業制作の映画を
撮るため、故郷に帰った時の出来事です。

その体験をすべて書くと膨大な量になるし、
やはり原書を読んでもらうのが一番なので
大まかな説明のみを・・・

撮影のため高い場所を探していた
中山さん達は、ふと未舗装の山道
(車一台分の道幅で、Uターン不可能)
を見つけ、車で登ると、頂上の
「牧場らしき土地」にたどり着く。

牛舎があるものの、牛を飼った形跡が
一切無く、屋根の端の部分がきれいに
半球型にくぼんでいる。一台の中型
トラクターがタイヤを上に、仰向けに
転がっているが、原因不明。
(障害物も事故の形跡もない)

実験室らしい建物があり、謎の光る鉄の
機械がある。中のビーカーや試験管など
ガラス器具はすべて破損している。

二階建ての建物があり、一階には
大量の石灰の山がふたつある。
何故か二階に上がる階段がない。
(中山さん達は山の斜面を利用して
  二階に侵入する)

二階の和室には雛人形、博多人形、
和人形などが数体転がっている。
日本全国のありとあらゆる神社のお札が
何百枚と部屋に貼られている。
白いペンキで襖に殴り書きされている。
「たすけて」と。

別の部屋にはぶ厚い医学書が
転がっており、その壁には見たこともない
文字のようなもの(三角、四角、円などの
複雑な集合体)がビッシリと書かれている。

地元の役所に聞いても、そこには
「何もない」事になっている。
ただ、頻繁にUFOが目撃され、役所や
警察に報告されている。



・・・とまあ、これだけでも怖さがわかって
頂けるかとは思いますが、原書はもっと
怖いです。恐怖にうち震えます。
中山さん達は撮影機材を持っていた
のですが、本能的な恐怖から、一切
撮影しませんでした。記録に残したら
「命が無い」と直感したそうです。

現在そこには経営者が入り、
本当に牧場になった・・・らしいです。

中山さんは身の危険から、この
体験を話す事はあっても、場所だけは
絶対に口外しなかったそうです。

ところが今年買った文庫「文藝百物語」に、
偶然にも「鬼伝説の山で」という
タイトルでこの牧場の話が載っており、
しかも場所は京都の大江山だと
特定されていたのです。
内容も微妙に違っていて、山に入る
前に宇宙人らしきものを目撃した、とか
よりショッキングなものでした。
書いたのはエッセイストの
竹内義和さんという人でした。

しかし中山さんの体験は
京都ではないのです。
そこで私は悩んでしまったワケですね。
体験者が伏せているのに、別の本では
場所が特定されている。「牧場」は
ふたつあるのか、と。

(その2につづく)←長いので

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2005年7月19日 (火)

踊るダメ人間!

カンニング竹山が、いろんなケースの
「ダメ人間」と対談したり、相談に
のったり(ツッコんだり)している本
「踊るダメ人間!」を入手。
ヒトゴトではない親近感(?)からか、
すぐに読み終えてしまったよ・・・

竹山が「いいとも」に出演した時
自ら宣伝していて、買おうと決意したもの。
対談相手など、詳しい事はわからぬままに
読んでいたら、敬愛する大槻ケンヂ氏との
対談が載っていて、ものすごく得した気分に。
考えてみたら、この本のタイトルは
筋肉少女隊のCDタイトルだもんね・・・

他、対談相手は
矢部美穂、翔(横浜銀蝿)、南部虎弾
(電撃ネットワーク)、へらちょんぺ、
ギー藤田、xych-lo、素人さん数人。


別に「ダメ」ということもないんじゃないの?
な人から「あんた、ヤバいっしょ・・・」
な人まで様々。
一口に「ダメ人間」と言っても、その
「ダメさ」は本人がダメ、思想がダメ、
行動がダメ、趣味がダメ、性癖がダメ、
と多岐にわたるというか。

いずれにしても、そう深刻な内容では
ないというか、読んでヘコんだり、
身につまされたりするようなカンジでは
ないです。むしろ、世の中にはこんなにも
「ダメ」な人々がいるかと思うと、逆に
勇気づけられたりして。

自らも「ダメ芸人」と称しながら、素人さんの
一言ネタみたいな「ダメ人間」ぶりに
ツッコむコーナーがあり、このツッコミが
なかなか的を射てたりして竹山も
あなどれません。

対談の部分はあとで「テープおこし」して
(今はテープじゃないだろうけど)
書き起こしていると思うのですが、
勘違いして変に表記されてる部分もあり、
(文脈から言って「心療内科」を
「心臓内科」なんて書いちゃってる)

対談以外の文章でも、誤字・脱字・
変な日本語が頻出していて、
「これ、ちゃんと校正通ってんのかしら・・・」
と心配になるほど。

内容が内容だけに、この本自体が
「ダメさ」を醸し出していて、
なかなかにいいカンジ。

巻末に「ダメ人間度チェック」
載っていて、試しにやってみました。

その結果、ルリ虫の「ダメ人間度」は
「ダメ格付Ba 普通のヒト(若干ダメ)」
でした!!これは、
普通70%、ダメ30%人間」で、まさに
ダメ道の入り口、でもすぐに普通の人間に
戻れるレベル、だそうです!!


そうかぁ・・・
オイラ、オイラまだそんなに
ダメじゃないんだね!!
更正できるんだね、ママン!!

でも「入り口」ということは、
すぐにも戻れるけれども、さらに進んで
よりディープな局面に陥る可能性も
あるわけで・・・・・・

うーん、「行こか戻ろか」みたいな?
(↑戻れよ!!)

吾妻ひでおさんの「失踪日記」と
あわせて読んで欲しい本です。
元気出るかも??

   

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2005年5月31日 (火)

ここで見かけるなんて~×3

30日放送の「エンジン」で、警察署の前に
立っている警官にどーも見覚えあるなあーと
思ったら、「救命病棟24時」の日比谷先生だった。
(小市慢太郎さん)
声に特徴があるからわかったよ・・・

日比谷先生の役も声も、ヒッジョーに
ツボだった人。それ以前の経歴は一切
知りませんが、性格の悪い役をやらせたら
すんごくウマい人だと思う。
皮肉街道(?)を突っ走ってほしいものです。

続いて「スマスマ」を見たら、吾郎ちゃんが
早くも今話題の「ピアノマン」のパロディを・・・
「ピアノーマン」ってアンタ・・・・・・
スマスマはえぇ~~~(←早い)
まさかあれをネタにするとは思わなかったよ・・・。
思い切ってるなぁ~~

そして鯨統一郎の
「新・世界の七不思議」を読んでいたら、
美女がムカつく男に向かって
「デスノートに名前書くわよ」というセリフが。
ビックリ。そっか~鯨さんは「デスノート」
読んでるんだね~とニヤリ。

以上、今日の「意外なトコロで・・・」
3種でした。

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2005年4月19日 (火)

心に残った幽霊供養

「心に残った幽霊供養」 高田寅彦著。

以前からずっと探していて、図書館なんかも
回りましたが見つからなかったので、
結局ネットでお買い上げ。

もうコレ、ホントに怖いっス。
でもすんごく面白いよ・・・・・・

怖い話が大好きでよくそういう本を
読みますが、実話といいながら創作で
ウソくさい本も多いなか、これはほんとに
こうだったんだろうな・・・と思わせる
リアルさが・・・

それもそのはず、この本は
全国のお寺の住職さんに頼み込んで
話してもらった本当の話なのです。

職業柄、不可思議な体験も多いらしい
住職さんたちですが、やはり立場上
口外できずに埋もれていく話がたくさん
あるそうなのです。
高田さんは全国のお寺を回って
そういったいわゆる「オフレコ」
実体験を話してもらい、寺の名前は
明かさないという条件で書籍化。
読者に対しても、絶対に寺を探さないように、
と念を押しています。その辺がまた
コワイよ~~~~~

私がものすごくビックリしたのは、
漫画やドラマではよくありますが、
現実にはありえんじゃろう、と思っていた
封印の話。

藤田和日郎の「うしおととら」という漫画に
「飛頭蛮」という妖怪を先の尖った岩で
串刺しのようにして封印する話が
あるんですが、まさにそれとソックリな
話が収録されているのです。
お寺の改修工事の為、本堂の下を
掘り返したら謎の大岩が出てきて・・・・・・
もーコワい。怖すぎる。

それと定番の人形の話。
市販の人形でも怖い話を聞くのに、
わざわざ特定の人間に似せて
特注で作らせたりしたら、一体どうなるのか・・・
しかも人形を焼却して供養しようとした時、
偶然とは思えない新たなトラブルが!

そして丑の刻参り。
すさまじい怨みの念で本気で呪った時、
人はどうなるのか。
そして呪いが成就した時、呪われた人間と
呪った人間はどうなるのか。

もう作り話でも怖いのに、
実話となるとほんとにも~・・・

夜中に一人で読むとトイレに
行けなくなりそうです。私は怖いので
日中のみ読むようにしてました。

単に怖い、ということではなくて、
すべての話において、人間の業というか
物悲しい感じが残って切ない本でもあります。
人間ってほんとに怖いなあ、哀しいなあ、
とつくづく思い知らされ。

普通の怪奇本では物足りない、という
貴兄に。非常に重厚な本です。
お試しあれ。

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